オードリーからの手紙~創業150周年へよせて~

ティファニー

美は永遠の喜び

ティファニーの輝きは

衰えることがない。

150年にわたり あなたの名前は

美・気品・恒久の代名詞

あなたの宝石のお陰で私たちの人生は輝き

銀製品のお陰で、

食卓は光に包まれた。

私を朝食にも招いてくれたわ

クロワッサンを食べたことは、

私の大切な思い出よ。

お誕生日おめでとう。

でも150歳でしわ一つないのは嫉妬するわ。

品位は年を取らない。

          忠実な友より」

ハマスホイ とデンマーク絵画展

こんにちは。

昨日は上野で開催されているこちらに行って来ました。

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ハマスホイ は知らなかったのですが、

とても良く、静謐さの中に芯の通ったものを感じられる作品ばかりでした。

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同時にデンマークの画家たちの作品もたくさん展示されていましたが、

私がクリスマスの絵画で一番好きなヴィゴ・ヨハンスンの作品もあり、嬉しかったです。

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なかなか見ごたえのある展覧会でしたので、

時間があればどうぞ。

ではまた。

淳一

2020年1月ブダペスト展

沙羅さんこんにちは。

今日はブダペスト展に行って来ました。 

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ルノワールエル・グレコの作品などもあったのですが、あまりまとまりが無い展覧会で、物足りなさが残りました。

 

ただハンガリーの画家シニェイ・メルシェ・パールの作品は当たりだったのでここに載せますね。

 

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帰りは地元の五右衛門パスタで、クリームスープパスタでした。

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慣れたお店は安心できますね笑。

では、また。

淳一

 

 

 

 

 

 

2020年オランダ・ベルギー旅行

先日、1月8日から6日間でオランダ・ベルギーへ行って来ました。

初日は時差の関係でホテルへ。

二日目からベルギー・ブルージュ歴史地区巡り。

数ヶ月前に読んだローデンバックの「死都ブリュージュ」が浮かびます。

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午後はゲントの聖バーフ大聖堂でファン・エイクの「神秘の仔羊」を鑑賞。

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三日目はベルギー・ブリュッセルのグランプラス(市庁舎)から、アントワープへ移動し、アントワープ大聖堂。

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ここでルーベンスを三枚鑑賞。

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四日目はオランダ・ハーグのマウリッツハイス王立美術館へ。

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フェルメールレンブラント

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午後はデルフト焼きの工房へ。

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五日目はオランダ・アムステルダム国立美術館フェルメールレンブラント

同時にやっていた特別展で、ベラスケス。

 

体調の関係でベルギービールも飲まず、

ただただ、綺麗なもの、美しいもの、を追った旅でした。

そして、自身の日常を確認しに行った旅でもありました。

「旅にはたった一つしかない。自分自身の内面へ行くこと」リルケ

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2019年の観た映画・聴いた音楽ベスト

こんにちは。
続きを書きますね。

【映画】今年観た映画の中で印象に残ったのは、
溝口健二監督の「近松物語」と「赤線地帯」です。

近松物語」の方は、もちろんあの近松門左衛門の書き残した作品から仕上げていった映画で、
純愛ものでした。とても良い出来でしたよ。

「赤線地帯」は生きるために仕方なく娼婦に身を落とした女たちの苦しみを描いた作品で、
こちらも良かったです。

海外ものでしたら、ルネ・クレールの「リラの門」。こちらも貧困ゆえの悲劇を見事に描いていました。
おススメです。

【音楽】音楽は、ビル・エヴァンスの通称「お城のエヴァンス」の「I Loves You Porgy」ばかり聴いていました。

https://www.youtube.com/watch?v=HdzflG9HgWM

あとは、チェット・ベイカーの「polka dots and moonbeams」。

https://www.youtube.com/watch?v=GD2l7VwQpbg&list=RDGD2l7VwQpbg&start_radio=1

どちらもジャズですね。

映画「カサブランカ」で使われたドゥリー・ウィルソンの「As Time Goes By」もよく聴きました。

https://www.youtube.com/watch?v=d22CiKMPpaY

どれも古き良きジャズミュージックです。

次点であいみょん(笑)
ロックでなかなか良い声をしていますね。

https://www.youtube.com/watch?v=ARwVe1MYAUA&list=RDARwVe1MYAUA&start_radio=1

今年はこんなところです。

また来年良い音楽・映画・文学・絵画に出会いたいです。

では。

2019年の読んだ本ベスト

沙羅さんこんばんは。

今年読んだ本の話をしましょう。

数的には多くは無いのですが、
選りすぐりの本たちなので、退屈な思いはさせませんよ。

【小説】まず良かったのは、夏目漱石の「草枕」。
名作なのでいつかは読まなくてはと思い過ごしていましたが、今年やっと読めました。

旅日記・紀行文的な語り口の中にも、漱石の芸術への鋭さと狂気が入り混じっていて、
大変面白かったです。どことなく泉鏡花的なところもあり。

次は南米の作家ボルヘス

読んだのは「ボルヘス詩集」「伝奇集」「アレフ」「創造者」。。と数冊読んでみたのですが、
この方詩人でいらっしゃるので、やはり詩集が面白かったです。

世界を形作っているのは何なのか?

世界があるから本があるのか、本があるから世界があるのか、わからなくなるようなボルヘスワールド。
一度お試しあれ。

次は日本の古典で上田秋成の「雨月物語」。円地さんの現代語訳で読みました。
訳も素晴らしく、内容も素晴らしいので、ぜひぜひおススメです。

溝口健二監督の、同名映画「雨月物語」も傑作ですので、まだでしたらこちらもどうぞ。

文豪トーマス・マンの「ブッデンブローク家の人々」も今年読み終わりました。
なかなかの読書体験でした。

そして前にも話した中国の洪自誠の「菜根譚」も、もう一度推しておきます。
どこかのタイミングでこの本が助けてくれる時が来るかもしれません。

【絵本】絵本で今年一番良かったのは、シャーロット・ゾロトウの「ねえさんといもうと」。
是非図書館で探してみてください。

【漫画】漫画で良かったのは萩尾望都の「11人いる!」。
昔の漫画ですが、問題として提起されているのは、今も十分通用する事柄なので、
名作に時代など関係がないのがわかります。

とりあえず、今回はここまでにしておきましょうか。
今年の良かった映画、音楽はまた日を改めてお伝えします。

淳一